プロフィール
      
      PROFILE
    
    
    
      
        - 名前
 
        - シャヒーン
 
        - 格闘スタイル
 
        - 軍隊式格闘術
 
        - 国籍
 
        - サウジアラビア
 
        - 身長
 
        - 185cm
 
        - 体重
 
        - 80kg
 
      
     
    民間軍事会社に勤めながら、親友の不審な死について調査していたシャヒーン。
      彼はG社中東支部の幹部との"穏便な交渉"を通じ、黒幕が三島一八であることを聞き出すことに成功する。
      ――シャヒーンが家族を失った13年前のあの日、スークで同じ年頃の少年・サリームを暗殺者から助けたのは運命だったのかもしれない。
      それは父から叩きこまれた"人を殺すための技"が、初めて人を救った瞬間であった。
      「君はその技で、人々を守れる盾になるべきだ」
      そう言ってサリームはシャヒーンの手を取り、護衛という名目で家へと招き入れた。
      サリームの家は地域で随一の名家であり、嫡男を救ったシャヒーンに対する援助を惜しまなかった。
      才知に富むサリームと、武芸に秀でたシャヒーン。二人は互いに尊敬しながら育ち、それぞれの道を歩むことになる。
      サリームは石油関連企業のトップとして、シャヒーンは軍事のスペシャリストとして。
      道は違っても、人々の富と誇りを守るという志を、共に歩んでゆける……はずだった。
      ――故郷に戻り、G社幹部から聞き届けた"懺悔"について、サリームの親族に報告を終えたシャヒーン。
      その翌日、帰路につこうとするシャヒーンのもとにサリームの弟・ザリーフが現れる。
      「兄さんの志を継いで欲しい」そう言ってザリーフはシャヒーンに一振りの剣を託す。それはサリームが常に携えていた宝剣であった。
      シャヒーンは形見の剣を抜き放ち、磨かれた刃を見つめながら誓う。決してこれ以上、G社の横暴を許しはしないと。